育英高等学校校歌 |
作詞 吉沢 義則 作曲 田中 銀之助 |
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1 | 湊川原に 水かれて うつすよしなき そのかみの 大和心の 花の色 ここに残りて 香に匂う 見よやわれらが 春の園 育英黌の 園の中 |
2 | さかまきのぼり 荒れ狂う 浪漕ぎわけて わが指すや 湊入江に すむ月の 影にうそぶく 雄心の 色こそそれよ 園の花 われらが園の 花の色 |
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3 | 岩根さやれる 坂路の 八重だつ霧を しのぎ来て 天にそびゆる 峰の上に 旭日おろがむ 雄心の 色こそそれよ 園の花 われらが園の 花の色 |
4 | 秋過ぎぬれば 冬来る 憂き世の様を よそにして 楽しきかなや ここのみは いや年月に 栄えゆく わが常春の 花の園 湊川辺の 花の園 |
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「育英」という語の意味は、英才の教育ということです。校章の中心に「育」の字が入っているのは、はぐくむ(いつくしみそだてる)ということが教育の中心思想であることを意味しています。英の字はすぐれるということですが、いっくしみ育てることによってすぐれた人間への成長を期待することなのです。 回りの花びらが菊の花になっているのは、育英高校発祥の地が、湊川のほとりでしたので、湊川の菊水にちなんだものです。