◆平成24年度秋季企画展 江戸時代の村のくらし~板宿村を中心に/粉本にみる呉春と四条派
江戸時代の村のくらし~板宿村を中心に(1階展示室1)
板宿村を中心に、江戸時代の村と村びとのくらしの様子をさまざまなテーマからご紹介いたします。とりあげるテーマとしては、村びとのなりわいや学び、信仰行事といった主として村の内部に関わるものに加え、近隣の港町・兵庫津とのつながりや村を訪れる人々との関わりなど、村の外部の世界との関係にも目を向けます。
展示構成(*展示品の一部を下記で紹介しています)
はじめに/Ⅰ 「村びと」の実像/Ⅱ 村人のなりわい/Ⅲ 村のまなび/Ⅳ 寺社と信仰/Ⅴ 兵庫津と村/Ⅵ 村を訪れる人々/(村びとの肖像)
題名 | 所蔵 | |
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(江戸時代) 板宿村耕地絵図 | 百耕資料館 | |
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(江戸時代) 従大坂須磨眺望図 | 百耕資料館 |
粉本にみる呉春と四条派(2階展示室2)
画稿、下絵、古名画の模写などを粉本といいます。武井家には円山・四条派の絵師(画家)のものを中心に2千点もの粉本が所蔵されています。今回はその中から、俳人の与謝蕪村と円山応挙を師とし、四条派の祖として知られる呉春(松村月渓)と、その弟子筋に連なる四条派の絵師たちに関わる粉本を選んでご紹介いたします。
展示構成(*展示品の一部を下記で紹介しています)
はじめに/Ⅰ 二人の師と呉春/Ⅱ 呉春の直弟子たち/Ⅲ その後の四条派
題名 | 原作者 | |
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年中行事図巻(部分) | 呉春 |
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四季の花図巻(部分) | 小田海僊 |