一般財団法人武井報效会百耕資料館

◆出版物

図録

山と川の江戸時代~板宿とその周辺/武井家の粉本

2011年秋季企画展図録2011年10月発行 A4 34頁(うちカラー12頁) 700円

「山と川の江戸時代~板宿とその周辺」では、江戸時代の板宿村とその周辺の山と川、およびこれらをめぐる当時の村びとのなりわいをご紹介しています。「武井家の粉本」では、粉本という美術作品の性格や意義、武井家の粉本の由来などをご紹介しています。


須磨区のむかしと今~古絵図と空中写真から/粉本にみる円山応挙と円山派

2012年春季企画展図録2012年4月発行 A4 62頁(うちカラー26頁) 700円

「須磨区のむかしと今~古絵図と空中写真から」では、神戸市須磨区の江戸時代から現代への景観のうつりかわりを、江戸時代・明治時代初期の古絵図と現代の空中写真の対比を通じてご紹介しています。「粉本にみる円山応挙と円山派」では、武井家所蔵の二千点を超える粉本の中から、円山応挙とその一族・弟子、あるいはその門流につながる絵師(画家)たちに関わる粉本をご紹介しています。

江戸時代の村のくらし~板宿村を中心に/粉本にみる呉春と四条派

2012年秋季企画展図録2012年11月発行 A4 56頁(うちカラー10頁) 700円

「江戸時代の村のくらし~板宿村を中心に」では、板宿村の史料を中心に、江戸時代の村と村びとのくらしの様子をさまざまなテーマからご紹介しています。「粉本にみる呉春と四条派」では、武井家所蔵の粉本の中から、俳人・画家の与謝蕪村と円山応挙を師とし、四条派の祖として知られる呉春と、その弟子筋に連なる四条派の画家たちに関わる粉本をご紹介しています。

絵図・地図からみるむかしの板宿/粉本にみる文人画

2013年春季企画展図録2013年6月発行 A4 72頁(うちカラー33頁) 800円

「絵図・地図からみるむかしの板宿」では、江戸時代~昭和初期の板宿および板宿周辺を描いた絵図・地図を通じて、かつての板宿の景観やできごと、人々のくらしなどについてご紹介しています。「粉本にみる文人画」では、武井家が伝えてきた二千点を超える粉本の中から、中国・日本の文人画たちに関わる粉本をご紹介しています。


幕末の村~板宿村とその周辺/粉本にみる狩野派

2014年春季企画展図録2014年4月刊行 A4 66頁(うちカラー23頁) 700円

「幕末の村~板宿村とその周辺」では、板宿村とその周辺の村々を主たる対象に、当時の政治経済情勢とも関わらせつつ、幕末の村と村びとの営みのようすをご紹介しています。「粉本にみる狩野派」では、当館所蔵の二千点を超える粉本の中から、江戸時代、画壇の頂点に君臨した狩野派に属する画家たちに関わる粉本をご紹介しています。


江戸時代の村と年貢~年貢米納入の「旅」を中心に/粉本にみる京派の絵画~岸派を中心に

2014年秋季企画展図録2014年11月刊行 A4 82頁(うちカラー31頁) 800円

「江戸時代の村と年貢~年貢納入米の『旅』を中心に」では、江戸時代、村々が領主に納めていた年貢について、特に幕府領の村々における年貢米の納入の問題と、年貢米納入にともなう村人の「旅」に焦点をあててくわしくご紹介いしています。「粉本にみる京派の絵画~岸派を中心に」では、当館所蔵の二千点を超える粉本の中から、江戸時代後期、京都画壇で高い人気を誇った岸駒に始まる岸派の画家たちを中心とする京派の粉本をご紹介しています。

江戸時代の山争い・水争い/応挙とその一族の粉本

2015年春季企画展図録2015年5月刊行 A4 64頁(うちカラー21頁) 700円

「江戸時代の山争い・水争い」では、板宿村ないしは同村が属する摂津国八部郡の村々が関わった山や用水の所有・利用をめぐる争いをとりあげ、その実態や争いの中から浮かび上がる当時の村と山・用水との関係や村々の間の結びつきなどをご紹介しています。「応挙とその一族の粉本」では、当館所蔵の二千点を超える粉本の中から、清新な写生画で江戸時代の京都画壇に革新をもたらした円山応挙とその一族に関わる粉本を画題別にとりあげ、彼らの画業の一端をご紹介しています。

板宿村の事件簿/京派の粉本Ⅰ 花鳥・動物

2015年秋季企画展図録2015年11月刊行 A4 70頁(うちカラー20頁) 700円

「板宿村の事件簿」では、江戸時代に板宿村が直面した大小さまざまな事件(領主の交代/山論・水論/飢饉・災害/村方騒動/行き倒れ等)について、事件の背景・経緯・結果やその後の展開などをご紹介しています。「京派の粉本Ⅰ 花鳥・動物」では、当館所蔵の二千点を超える粉本の中から、円山派・四条派を始めとする京派の画家たちに関わる粉本を画題別にとりあげ、その画業の一端をご紹介するシリーズの第1回目です。今回は花鳥画・動物画をとりあげます。

明治維新と村のくらし~板宿村を中心に/京派の粉本Ⅱ 人物

2016年春季企画展図録2016年5月刊行 A4 68頁(うちカラー17頁) 700円

「明治維新と村のくらし~板宿村を中心に」では、板宿村とその周辺地域を主な対象に、明治維新が村々にもたらした変革のありようにつき、新しい風俗・文化の移入、新たな負担(地租改正と徴兵令)、近代的学校制度の創設(小学校)に焦点をあててご紹介します。「京派の粉本Ⅱ 人物」では、当館所蔵の二千点を超える粉本の中から、円山派・四条派を始めとする京派の画家たちに関わる粉本を画題別にとりあげ、その画業の一端をご紹介するシリーズの第2回目です。今回は人物画をとりあげます。

↑ページの上部へ

紀要・目録・報告書

研究紀要『百耕』

○創刊号 1992年9月発行 A4 25頁 500円

  • あいさつ(館長 武井功)
  • 圓山應擧論(京都市立芸術大学教授 榊原吉郎)
  • 庄山「平盛俊墓」を興す(森田修一)

○第2号 1994年9月発行 A4 18頁(折込1頁) 500円

  • 粉本にみる円山応挙-障壁画とその小下絵-(長尾幸司)
  • 円山応挙の構想 障壁画『雪松図』 妙法院御座之間・一の間(長尾幸司)

目録・報告書

○『百耕資料館所蔵粉本目録』 1988年10月刊行 A4 74頁 1000円

武井家伝来の粉本二千点の目録。解説「武井家粉本について」京都市立芸術大学教授榊原吉郎。参考図版4頁。

2023年度秋季企画展案内

2023年度秋季企画展案内

詳細はこちら

連絡先

〒654-0009
神戸市須磨区板宿町2丁目2-1

℡(078)733-2381

Fax(078)733-2383

↑ PAGE TOP