一般財団法人武井報效会百耕資料館

◆平成28年度秋季企画展 江戸時代の須磨の村々~西須磨村/京派の粉本Ⅲ 山水・名所

江戸時代の須磨の村々~西須磨村(1階展示室1)

江戸時代の須磨周辺の村々を個別に紹介する企画の第1回目として、西須磨村をとりあげます。西須磨村は、名勝の地あるいは文学・美術の舞台としての「須磨」の中核を占め、名所旧跡も多いところですが、そうした点を念頭に置きつつも、本展では、当時の村や村人の実態の解明を主眼とします。具体的には、村の成り立ちや景観、幕末期を中心とした住民構成・村人の生業などについて明らかにします。

展示構成(*下記のリストは展示品の一部)
Ⅰ 江戸時代初めの西須磨村/Ⅱ 西須磨村のすがた/Ⅲ 西須磨村の村人と生業~幕末期を中心に

題名 所蔵
塩屋村・垂水村と西須磨村国境并漁場相論絵図写 (原本)寛文10年(1670) 塩屋村・垂水村と西須磨村国境并漁場相論絵図写 百耕資料館
西須磨村絵図 文化2年(1803) 西須磨村絵図 百耕資料館
摂州矢田部郡井戸庄須磨村帳 文禄3年(1594) 摂州矢田部郡井戸庄須磨村帳 神戸市文書館
五輪茶屋連中差入証文 安政7年(1860) 五輪茶屋連中差入証文 神戸市文書館

京派の粉本Ⅲ 山水・名所(2階展示室2)

画稿、下絵、古名画の模写などを粉本といいます。当館には、円山・四条派の絵師(画家)のものを中心に、2千点もの粉本が所蔵されています。本展は、その中から、京派(円山派・四条派・岸派・森派)に関わる粉本を画題別にとりあげ、その画業の一端をご紹介するシリーズの第3回目です。今回は山水画・名所画をとりあげます。

展示構成(*下記のリストは展示品の一部 所蔵先は全て百耕資料館)
Ⅰ 円山家一族の山水画/Ⅱ 呉春と岸駒の山水画/Ⅲ 京派の山水画と名所画

題名 原作者
柳河東小石潭図 柳河東小石潭図 円山応挙
四季耕作図 四季耕作図 呉春
滝図 滝図 岡本豊彦
嵐山図 嵐山図 上田公長

2023年度秋季企画展案内

2023年度秋季企画展案内

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