育英高校について
◎学校紹介
◎創学の理念
「各有能」(おのおの のうあり)
自分の適正・長所を発見・自覚し、それを発展させ自らに生かすという、創立者庄野一英の教育理念。
◎校訓
「責任を持つ」
「希望を持つ」
「誇りを持つ」
戦後、新制高等学校としてスタートを切るにあたり、第三代校長武井尹人は、この三訓に人間形成の目標を置き、基本的な教育方針とした。 「責任・希望・誇り」を「持て」という命令や強制ではなく、「持つ」という表現に自主性を期待する願いが込められている。
◎育英(義塾)の由来
孟子曰く「君子に三楽あり。(……と第一第二の楽しみを挙げて最後に)天下の英才を得てこれを教育する、三の楽なり。」校名に「育英」の二字を冠したのは、実にこの天下の英才を得て教育するを唯一の楽とする点にあった。
その次に来る文字「義」とは、おのが本分を尽す、の意味であって、育英の本分を尽さんとする意を表示する。
創立者 庄野 一英
初代理事長 武井 尹人
◎校章の意味
六枚の花びらが整然として「育」を中心に囲んで、菊花を形成し、その六枚の花びらが水の結晶した六方形となり、学校ゆかりの地、湊川をあらわす「菊水」となっている。楠公戦死の地神戸市にあることを示している。六枚の英をもって育を包むのは「天下の英才を得て教育する」意を含む。だから校章は「神戸育英」の四字をあらわす。また「育」の字は「螢」を、花びらは「雪」の結晶を示し、「螢雪の功」を物語る。さらに育の字の冠のところは、両端が垂れて円周をなしている。この太い部分は人生の順境を示し、細いところは逆境を示す。順にあって逆を忘れず、逆に立っては順を望んで希望を失わぬものが、最後の月桂冠を得る…という真理を象徴している。